★特殊詐欺の前兆電話多発中★
■状況
6月17日、安城警察署管内の一般宅の固定電話に、厚生労働省を騙った特殊詐欺の前兆電話が架かってきました。犯人は、「あなたの保険証で薬を多数、処方されている」などと話してきましたが、家人が犯人に「警察に相談します」と伝えたところ、電話が切れて、被害を免れました。
このような電話は、薬の保管方法などに関する法律(薬事法)に違反しているなどと言われ、他県のニセモノの警察に電話が繋がり、取り調べをする必要があるからと他県の警察署へ来るように指示をされます。
遠方で行けない旨を伝えるとLINEに誘導され、LINEで取り調べをすることになり、示談金などの名目でお金を要求してくる詐欺の手口です。
■対策
★警察がLINEを使って取り調べをすることは絶対にありません。
・警察がLINEに誘導してきたら詐欺です。すぐに電話を切りましょう。
★不審な電話がかかってきたら警察に情報提供を!
被害にあわないために
・自宅の固定電話は在宅中でも留守番電話に設定しましょう。
・ナンバーディスプレイ機能や非通知拒否設定を活用しましょう。
・家族で対策について話し合いましょう。
★国際電話番号による特殊詐欺が急増中です。
固定電話の場合、海外との電話が不要な方は、国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に申し込めば、発信・着信を無償で休止できます。
★警察から金融機関に対し、高額出金の方への声かけや通報を依頼しています。
詐欺の被害防止のためにご理解とご協力をお願いします。
★この情報をパトネットあいちに登録していない家族や知人に伝えてください。
■情報配信
安城警察署
0566-76-0110